コンゴの森の冒険者ハンク

鳥もサルも…


ガサ、ガサ、ガサー。
木々の揺れる方向を注視する。
優しい人は双眼鏡を取り出した!

「アンボロ、ホオジロマンガベイとオオハナジログエノンがいるぜ」
優しい人は確認のために聞いている。
どうやらサルの群れが樹冠を動き回っているらしい。

ぼくちんもそのサルたちを見たぜ!
アンボロはサルの動きを追うように森を進む…。
すると、なんだか特有のきな臭い匂いを感じた~。

「これって、イチジクの実の匂いだよな!」
「その通り!ほら、あそこに大きなイチジクの木が見えるぜ」
アンボロはやや斜め上を指差す…。

あたりは藪が激しい。
アンボロはさらにイチジクの方に進む…。
「もうちょっと、木全体がよく見える場所を探そう!」

ここは森の達人アンボロに任せるしかない。
鳥の声がますます近くになってくる!
サルの群れもイチジクに向かっている様子だ。

「こっちに来てみな~」
アンボロの誘導に従って、優しい人とぼくちんは移動する。
あー、全体がよく見える~。

優しい人はザックを下ろす。
双眼鏡をあちこち忙しく動かしている。
ぼくちんは彼の横に座り、肉眼で観察!

writng : ハンク

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