コンゴの森の冒険者ハンク

ざぶんと!

アンボロはサファリアリが黒々と群がる鍋を持って走っていく!
そのあとを優しい人は追う~。
ぼくちんもついていく…。

着いたのはキャンプすぐ近くの小川だった…。
アンボロは鍋をそのまま水の中にざぶんと浸し始めた!
そして鍋についたサファリアリは川の流れとともに流れていった…。

手や腕からサファリアリをつまんでいるアンボロ。
鍋を持っていく最中に噛まれたのだろう…。
「これでサファリアリの一難は去ったぜ!」と安堵のアンボロ~。

キャンプに戻ると、列をなしていたサファリアリも退散していた…。
もう油ものはないから当たり前か!
アンボロはきれいになった鍋で湯を沸かす。

コーヒーを飲んでやっと朝の一息!
そして持ってきた白飯を炊き、その中に缶詰のイワシを入れた。
簡単朝ごはん~。

テントを畳み、ぼくちんたちはキャンプ地を発った。
「さて、ゆっくり歩いて長屋まで戻るか!」
優しい人はザックを担いで、アンボロに続く…。

一時間くらい歩いたであろうか…。
アオバトの声がうるさく聞こえてくる。
サイチョウやエボシドリも騒いでいる~。

「あの鳥のいる方向に行ってみよう。
きっと実が沢山なっている大きな木に集まっているんだろう…」
アンボロは鳥の騒ぎを手がかりに、森のフルーツの具合がわかるんだ~。

その音は近づいてくる!
あれ、あたりの樹冠の葉っぱが揺れているぞ…。
なにかが動き回っているようだ。

writing : ハンク

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