コンゴの森の冒険者ハンク

黒々となった鍋


「ちょっと、これを見てご覧!」
アンボロは鍋を指差す…。
これからその鍋に水を入れて、湯を沸かすんじゃなかったっけ?

鍋の近くにいるアンボロの方へ向かう。
ぼくちんもそれを見に行った…。
ぎゃー…!!!

そこではなんと、サファリアリが黒々とした塊をなしていた!
もう奴らは地面にいないよな、と思っていた矢先…。
いったいこいつら、何をしているんだ?

ぼくちんももっと近づいて見ることにした。
サファリアリは森の中に一列になって伸びていた…。
それは時に2−3の列に分かれ、また一つの隊列になっていた。

いったいどれだけの数が動いているんだ?
確か、サファリアリの集団って、少なくとも数百万匹いると聞いたことがある。
そしてその隊列は鍋に到達していたのだ!

「うひゃー、もう鍋の中はサファリアリで真っ黒だぜ!」
鍋の中を覗いた優しい人がうなる…。
ぼくちんの背丈では鍋の中が覗けなくて残念~。

「でも、鍋の周りって丸っこいから連中は登れないはずだけど…
いったいどうやって鍋の中に入ったんだ???」
優しい人は森の達人アンボロに尋ねる。

「ほら、ちゃんと登り口があるんだぜ!」
そう言うアンボロのいる側を見てみると…。
なんと!

writing : ハンク

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