コンゴの森の冒険者ハンク

うんちの中の骨と毛


「あれ、これって、骨か?もしかして毛のようなものもあるぞ!」
別のうんちを検分していた優しい人がつぶやく。
「アンボロ、これってなんの動物の骨と毛?」

「ブルーダイカーかもな…」
アンボロは即座に答える。
アンボロたちがもっともよく食べる動物だからこそ、一発でわかるんかな?

うんちの中に動物の骨や毛が入っている…。
ということは、彼らは動物をつかまえて肉を食べる!
ぼくちんはそういうチンパンジーの姿を思い浮かべてみた~。

アンボロは小声で説明を始めた。
「チンパンジーは小動物の狩りをするんだぜ…
…しかも何頭かでその動物を囲い込んで、捕まえるんだ!」

「動物を殺すときに道具は使わないのかな?」
と、優しい人がアンボロに尋ねたとき…。
「しっ!静かに!!!」

アンボロはある方向を指差し、静かに耳をそばたてる…。
ドンドンドンドン…グギャー、グギャアアーーー。
チンパンジーはそう遠くないところにいるはずだ!

「チンパンジーたちは興奮しているみたいだな…。
…そんなに遠くない…よし、ゆっくりと近づいていってみよう~」
彼らの騒ぎは続いている。

writing : ハンク

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