コンゴの森の冒険者ハンク

夕闇につんざく奇声


その日はそれっきり~。
ぼくちんは森から出て、草むらに戻った!
優しい人もきょうは一日長屋でゆっくりしていたみたいだ。

そしてぼくちんには毎週一回のごちそう!
オートミールがエサ箱に…。
それは粉ミルクを水で溶かした液体の中に入っている。

ぴちゃぴちゃ~。
あー、うまい!
最高だなあ…。

優しい人もまだ日が高いうちに、縁側でビールを飲んでいる。
ピーナツもかじっている…。
西日はだいぶ傾いてきていた~。

静かな夕刻…。
時はゆるりと流れ、夕闇も近い。
優しい人は二本目のビールを開けている~。

空がオレンジ色から藍色に染まる頃だった!
遠くの森からつんざくような音。
ギヤ、ギヤ、ギヤア~。

まるでキチガイのように叫んでいる声だ。
どうもたくさんいるらしい…。
どれくらいの距離なんだろう?

writing : ハンク

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