コンゴの森の冒険者ハンク

大きなクロアリ


ゴリラの家族は移動し始めた!
「バイに移動するぞ!」
アンボロは小声で説明する。

ベンバの森から沼地に入っていくゴリラたち。
ピチャピチャ、音も聞こえる。
ぼくちんらも、そーっとあとを追っていく!

その途中に、土を掻いた4本指のあとがたくさんある!
まさにゴリラたちがいた場所だ。
けっこうあちこちでやっていたようだ…。

地面はベンバの森からぬかるみに入っていく。
優しい人は泥にはまらないように、アンボロのあとを丁寧に辿っていく。
ぼくちんは固そうな場所から場所へ、ピョンピョン跳ねていくさ!

その湿地帯を少し過ぎると眼の前が明るくなった!
いままで暗っぽかった森にいたせいか、目が痛いくらい眩しい。
そこは、明るい湿原だった。

もうゴリラは足早にその湿原の奥の方へ向かっていた。
こちらの足元は、沼地に沈んでしまいそうだ!
引き返して、さっきの土掻きの場を検証…。

アンボロも優しい人も、枯れ葉をよけて土を掻く…。
しばらく続けているうちに、やっとなんか黒い虫を発見!
「ゴリラはよくこの大きなクロアリを探して食べるんだ」
 


「さっき叩いていた音は、見つけたアリを仕留めるために地面を叩いたんだ!」
何度も土掻きを試しあと、アンボロは優しい人に語る。
でも、ずいぶん非効率な昆虫探しだよな~。

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