コンゴの森の冒険者ハンク

ゴリラの隊列、止まる


ふと、沼地の方を見る。
なんか、木々の間から強い光がまばゆく見える。
開けた湿地帯なのか?

「ゴリラたちは“バイ”に入るぞ!」
アンボロはゴリラの行き先を告げた。
果て、“バイ”って何だ?

見えるゴリラは5−6頭だ。
小さいのが多い。
子どもたちかな~。

それに続くような感じで、少し離れて大きいのが2−3頭いる。
子どもたちのお母さんかな?
みんな、小走りだ!

そして、なんかとてもうれしそうに、声を上げている。
まるで、これから向かう“バイ”が楽しい遊園地でもあるかのように!
そしてだいぶ後方に、まだ一頭いるようだ…。

その個体はずいぶん大きい!
あっ、さっき見たオスのゴリラだ、まちがいない。
背中も白いぞ~。
 


子どもたちとそのお母さんらしい大人たちは止まった!
“バイ”に入る手前の明るい森だ。
そして、そこへ大人のオスがのっしのっしと歩いてきた。

小走りに来たゴリラの隊列。
その群れを守るかのようにシンガリを務めたオトナのオスがゆっくりと近づく。
ぼくちんもその様子をじっくりと見ている…。

writing : ハンク

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