コンゴの森の冒険者ハンク

ゴリラの大好きなフルーツ


ゴリラが食べていたのは、小型のシロアリだけじゃなさそうだ。
うんちの中の小さな黒い塊と棒状のものは、きっとクロアリだ!
見つかったのはクロアリの頭の破片と足なんだろう…。

ゴリラはシロアリやクロアリを食べる。
でもうんちの中にはそんなにそのかけらはたくさん入っていない。
ぼくちんみたいに、昆虫をたくさん食べることはないみたい…。

優しい人は一通りゴリラのうんちの検分を終えたみたいだ。
メモ帳に細かく、うんちからわかるゴリラの食べ物をメモしたようだ~。
ぼくもこうやってうんちから食べ物がわかるんだとはじめて知った!

うんちの中にあったフルーツの種…。
全部で5種類くらいはあったかな?
でも、なんのフルーツなんだろう?
 


「マロンボとモベイ、グルマ…」
一個一個、種を指さしながら、優しい人はアンボロに確認している。
森のフルーツをよく知るアンボロは「そうだ、そうだ」と確認する。

そういえば、最近森には、マロンボやモベイが実っている!
アンボロたちが見つけては拾って、集落に持ち帰ったのを覚えている。
それをみんなで分けて、うまそうに食っていたよなあ~。

人間も大好きなフルーツなんだ!
ゴリラもそれを食べているんだ。
おいしんだろうなあ~。

この大雨季の始まりはフルーツの実りの季節!
ふつうゴリラが集落の近くまで来ることはない。
でも、きっとそういうフルーツがあったからこっちまでやってきたんだな~。

writing : ハンク

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