コンゴの森の冒険者ハンク

天の川


闇濃くなりゆく夜空に見とれていた~。
すっかりお腹が空いているのを忘れていたぜ。
優しい人が用意してくれたカリカリくんをまず食べようっと!

優しい人もなにか調理をし始めた。
残り物を温めているんだな…。
干し魚とキノコのスープの匂いがし始めてきた~。

きょうはさすがに疲れたのか…。
優しい人は食べたあと、もう寝る準備をしている。
ぼくちんも、腹いっぱい食べた!

歯を磨くために縁側に出た優しい人。
ぼくちんも部屋から出る。
もう一度、すっかり真っ暗になった夜空を見上げる!

あー、満天の星!
空一面、きらびやかな饗宴。
赤っぽく光っている星もある~。

まるで夜空にタスキを掛けたように広がる星々。
こりゃ、天の川!
そして、はるか後方には銀河の姿もひとつふたつ見える。
 


空気の澄む大雨季ならではの夜空~。
優しい人も歯を磨きながらずっと天を仰いでいる…。
ぼくちんもこの広大な宇宙に引き込まれていきそうだ!

優しい人は、コップの水で口をゆすいでから、部屋に入る。
ぼくちんもそれに続く~。
そして、ベッドの横たわった優しい人の横に、いつものように添い寝…。

writing : ハンク

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