コンゴの森の冒険者ハンク

雨の後の夕焼け


あー、やっと長屋に戻ってきたぜ。
なんか、長い一日だった~。
途中、ピグミーの集落で雨宿りもしたしな…。

それにしても、豪雨をモノともしない森を歩く能力!
暴風をまったく気にしない、小さな小屋の中での彼らの楽しいお話。
ぼくちんは、長屋の近くで別れたアンボロの背中をずっと見ていた~。

雨はもうすっかり止んでいた!
傾き始めた太陽の光がオレンジ色の空に映えている。
ぼくちんはこの季節、実は大好きなんだ~。

そりゃ、雨に降られて、濡れれば冷たいさ!
でも、大雨の後の雲もなくなった、澄み渡る限りの大空。
このメリハリがとても素敵なんだ!

優しい人はまず鍋でお湯を沸かしている~。
初めから汲んであったバケツの水にその熱湯を加えた!
ちょうどいいあったかいお湯になったみたいだ…。

そして濡れたポンチョや服を干したり…。
服を脱いだそのまま、そのバケツをもってトイレの横の水浴び場に行った!
ぼくちんはその間、縁側から沈みゆく大きな太陽をずっと見つめていた。
 


優しい人はちょうどいい湯加減の水でからだを洗っているんだろうな~。
ぼくちんのからだはもうだいぶ乾いてきたぜ。
もうあたりはすっかり日没のときを迎えていた…。

西の空には広々とオレンジ色の夕焼けが広がっている。
今宵は月もない~。
もう幾多の星々が見え始めている…。

writing : ハンク

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