コンゴの森の冒険者ハンク

大枝、落ちる!


森はさらに暗くなり…。
雨も勢いを増してきたけど、天蓋の木々の葉っぱでまだそんなに濡れない…。
でも、風は半端じゃない!

優しい人はザックからポンチョを取り出して、さっとそれをまとう。
慣れた手付きだ!
ぼくちんはただついていくだけ…。

アンボロは周囲に鋭く目をやりながら、前に進む。
ポンチョは忘れたのであろうか…?
アンボロの髪やTシャツは少しずつ濡れていく~。

雨はいよいよ激しく…。
大嵐になる勢いだ!
森の中は暗い上に、吹き付ける雨で、もはや見通しが悪くなってきた。

アンボロたちは止まった。
そして傾いた大きな木の影に入った。
しばらく雨宿りだ!

近くでバリバリ、ガリガリっと巨大な音!
なんと、大枝が強風に煽られて折れたのか?
いったいどのへんだろう?
 


果たして、ドサーンとすさまじい音がした…。
その大枝が地上に落ちたのだ。
ぼくちんからほんの10m先だ!

writing : ハンク

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