コンゴの森の冒険者ハンク

けなげな巣作り


先に行ったと思っていたアンボロもぼくちんのそばにいた。
優しい人となにやら話をしている~。
サファリアリの行き着いた先は…?

地面の枯れ葉がきれいに掃除されたかのような赤土むき出しの場所。
そこでは何か所も小さな穴が掘られていた。
その穴を出入りする無数のサファリアリ。
 


土の中に入っては外に出てくる。
その小さな鎌は小さな赤っぽい土の塊をしっかり掴んでいる!
直径で1mmにも満たない小さな土の玉…。

その土の玉が横に次々に盛り上げられて、小さな赤土の山が形成される!
ここかしこで同じように穴が新たに掘られ、次々とアリが出入りしているぞ~。
そこにあったのは、サファリアリの巣だったのだ!

そこにあるのはただ生きていること!
どの個体も懸命に~。
ただやるべきことを全うしている姿だ!

さっき隊列を組んだアリも多数の穴に別れて中に入っていく。
土の中には女王様でもいるのかしら?
ひょっとしたら得られた獲物は女王様に運ばれる…?

ぼくちんは隊列を眺める。
いやあ、すさまじく整然としている!
昨晩、部屋の中では気づかなかったけどね~。

隊列の中央はやや小型のアリが足早に動いている。
まるでその隊列は仕切られた道の上を歩いているようだ。
列の両側には一体…?

writing : ハンク

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