コンゴの森の冒険者ハンク

無数のサファリアリ


優しい人は立ち止まった。
何匹かサファリアリが足に噛み付いたのかな…?
慌てた様子で、足をペチペチ叩いている!

アンボロの手付きは落ち着いたもんだ。
慌てず、ゆっくり~。
彼も足を噛んだサファリアリを一匹ずつ取り除いている!

そして二人はゆるりと歩き出した。
ぼくちんは好奇心旺盛~!
サファリアリの行動を少し遠くから眺めることにした。

何箇所か黒い塊になっているぞ~。
どうもそこには何匹ものサファリアリが集まっているようだ。
その塊の下になにかモゾモゾしているのが見える!

どうもバッタみたいだ。
バッタはサファリアリの餌食になったのかなあ?
何10匹にもたかられたバッタは死を待つばかりか…。

周りにいるサファリアリの数はとてもじゃないけど数えきれない!
一匹一匹は右へ左へと移動していた。
でも、だんだん寄り集まってきている!
 


まるで、優しい人の部屋の中で見た列縦隊のようだ…。
その隊列が幾重にも形成されていく!
ぼくちんらの駆け抜ける振動でも感じたのかしら?

どの列も一つの方向を目指している感じだ。
ぼくちんは恐る恐るその方向を見やる!
あー、そこには…!?

writing : ハンク

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