コンゴの森の冒険者ハンク

退散するアリ


すると…。
床やベッドの上などにいたすべてのアリは…。
散開をやめて、集まり始めた!

そして、あちこちに散開していたアリがいくつかの隊列を作り始めた!
どの隊列も一つの方向を目指して行進!!!
みな部屋のドアの方へ向かっている…。
 


床の上に数滴垂らされた液体。
その匂いは灯油だった~。
ランプを付けるのに使っていたのを見たことがあるから覚えていたんだ。

アリはその匂いを探知したのかしら?
それで退散!というわけだ。
潮が引くように、アリはドアの向こうに吸い込まれていった!

ぼくちんもそれを追うようにドアに近づいていく…。
そうかー。
ドアと床の間にわずかな隙間が見えた。

その隙間からアリは入ってきたんだな…。
やれやれだ~。
一段落して、ぼくちんと優しい人はまたベッドに戻った…。

優しい人は腕にまだ噛み付いているアリをむしり取ろうとしていた!
よく見ると、取り除いたけどアリの頭と胴体が切り離されただけ…。
なんと、まだ、顎だけ残ったアリはその腕に噛み付いていたのだ~。

writing : ハンク

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