コンゴの森の冒険者ハンク

クチュクチュ、モミモミ


まだ外は暗い。
優しい人はすぐぼくちんの横でぐっすり寝ているようだ~。
ぼくちんは掛け布団代わりのシーツの中に潜り込む…。

クチュクチュ、モミモミ~。
ぼくちんは手足を動かす。
やわらかな優しい人のお腹を押している…。

なんか、お母さんのあたたかさのようだ。
ぼくちんも小さい頃はお母さんにこうしてたっけなあ…?
ふかふかのやわらかさ!
 


外で小鳥の一声が聞こえた。
隣で横たわっている優しい人はもう目を覚ましている!
そしてぼくの背中をユックリと撫でている…。

部屋のドアが開く。
優しい人はトイレに行ったのかなあ~。
そのドア越しにうっすらとした夜明けが見えてきた。

優しい人はいつものように部屋の中でストレッチを始めた。
それが終わると早々と朝食を食べている。
もう事務所に行く時間だな~。

ぼくちんは広々としたベッドの上で、ノビノビ、ノビノビ!
優しい人はいつものようにまだ薄暗い時間に部屋を出ていくんだ。
さあて、ぼくも部屋の外に出るか!

天高く飛んでいるのだろうか?
陽気なヨウムの声が遠くから聞こえてきた!
朝だぞ−、そら、みんな行くぞーって。

writing : ハンク

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