コンゴの森の冒険者ハンク

雷一過


度肝を抜く雷の音。
どこでピカッとするのか、予想のつかない稲光。
ぼくちんがこの世で最もこわいと思うひとつは、この雷だ!

雨はさらに激しくなる。
縁側の周りに広がる地面は一瞬にして水浸し~。
空からの水は地面を激しく叩きつける!

と、また光った!
近い、かなり近い!
そして瞬時に「ドッカーン」!

ぼくちんはいま見たぞ!
軒下から見えるトイレの近くに、だいぶ前から捨て置きしてあったもの…。
その金属製の鍋に、直接、光が落ちたのだ!

すさまじい衝撃だった。
ぼくちんは縁側でうずくまって、ちょっと震えていた…。
早く収まらないかなあ~。

こういう、でかい雷のときだったかな~。
外を歩いていた人が落雷にあったこともあるらしい…。
そうなったら、からだは電気で焦げちゃうのかしら?

ぼくちんはからだを丸めてただじっとしているだけ…。
そんなに長い時間じゃなかった~。
雨もさっと止み、雷の轟も遠くに去ったようだ!

あー、よかった…。
でも、もう大雨季なんだよな~。
一年の巡りは早いもんだ!
 


気付いたら、もうお日様も出てきた!
黒い雲はもう遥か彼方へ~。
眼の前の空は鮮やかな澄み切った青空だ!

writing : ハンク

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