コンゴの森の冒険者ハンク

雨漏り、冷たい!


大雨がトタンの屋根を叩きつける!
もう周りの音はなにも聴こえない。
ただただ、ぼくちんは豪雨を部屋の中からドア越しに見ている…。

部屋に吹き込む雨が激しくなる!
優しい人はドアを閉めた。
いつもより早い時間だけど、仕方ないよな~。
 


早めの夕食を終えた優しい人。
読書を始めたようだ。
ぼくちんの耳には豪雨がトタン屋根を叩きつけるすさまじい音…。

優しい人は部屋の雨漏りを点検し始めた!
確か何箇所か、とたんに小さな穴があって、ときどき雨が漏れるんだよな。
でも大丈夫そうだ~。

安心したのか、優しい人は早々とベッドに横になった。
そこで読書を続けているようだ。
ぼくちんも部屋の床の上でしばらくじっとしていた。

夜更けに目が冷めた…。
いつの間にか部屋の豆電球は消されていた。
もう部屋は真っ暗。

なんか、冷たい感触!
どうやら、雨漏りの水がぼくちんのからだを濡らしたんだ…。
雨はトタン屋根の小さな穴から天井のベニアを濡らし、そこから水滴が~。

普段なら天井のベニアを湿らす程度だったのに~。
これだけ激しい雨が続けばその量も桁外れなんだろう。
ぼくちんはあわてて、ベッドにぴょんと乗った!

writing : ハンク

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