コンゴの森の冒険者ハンク

黒雲、迫る!


それだけゾウの印象は強烈だった!
月夜で見たことはある。
でも夜のシルエットと実物の迫力は雲泥の差だ!
 


きょうは偶然か、優しい人の帰りも早かったようだ。
ぼくちんは空いているドアから部屋に入った。
そして、カリカリくんをむさぼった!

そういえば、ゾウをずっと見ていて、なにも食べてなかったんだ~。
腹が減っていたわけだ。
ありがたいカリカリくん!

午後の陽の光がまぶしい。
食べたあと、その明るい縁側でからだをぐーっと伸ばした~。
きょうのような経験は初めてだから、さすがに疲れたなあ。

そのまま夕刻までゆっくりと過ごした…。
ん?空模様が怪しくなってきたぜ。
みるみるうちに、陽は陰り、一気に暗くなってきた!

風も出てきた!
なまあたたかい~。
こういうときはきっと大雨がやってくる!

果たして、空一面は真っ黒な雲…。
強い風も舞い上がる!
はるか遠くの森に振り始めたのか、雨の音がかすかに響き渡る。

優しい人もせっせと、洗濯物を取り入れていた。
と、いきなり、ドバーッ、滝のような雨が降ってきた!
空いているドアから大風とともに雨が吹き込んできた~。

writing : ハンク

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