コンゴの森の冒険者ハンク
密林の不気味な気配!
きょうもいい天気!
朝の森のなかの空気はとても新鮮。
ぼくちんはまずは張り切ってハンティングだ!
ん?森の中で物々しい音がするぞ。
なにか大きなものがヤブを分け入っている感じ…。
巨大な生き物の気配!
密林の中だからなんとも不気味だ…。
ぼくちんは草むらに隠れて様子を見ることにした。
それはのっそりのっそり、動いているぞ!
どうやら身体は灰色っぽい色かな~。
やがて、その生き物は森の中の少し開けたところに出た。
ぼくちんにも全体がよく見えるようになった!
あ、昨晩見たのと同じ生き物だ!
森の中とは言え、長屋からそう遠くない。
ひょっとして昨晩のゾウと同じかしら?
いまそのゾウは動きを止めた!
なんと、この間立ち寄ったシロアリの塚の前だ…。
いったい、何が始まるんだろう?
昨夜は月夜とは言え、細部までわからなかった…。
でもいまはゾウというものがよく見える。
なんか、長い鼻みたいのがあって、それはブラブラしている~。
writing : ハンク