コンゴの森の冒険者ハンク

満月の夜のバリバリ音!


ぼくちんはその日も優しい人のベッドで横になった。
優しい人の足元だけど、決してベッドから追いやられないし~。
もう部屋の電気を消して寝る時間だ!

どれくらい時間がたっただろう。
バリバリバリ~。
すさまじい音が聞こえてくる!

優しい人もなにか気配を感じたのかな?
枕元の懐中電光を付けた!
尋常じゃないぜ。

でも音は部屋の中じゃない。
明らかに外だ!
でも部屋のすぐ近くみたいだ~。

音は断続的に、でも、激しく続く…。
優しい人は懐中電光を持って起きた!
部屋のドアを開けたら…。
 



きょうは満月だった。
神々しい光が部屋の中に注ぐ!
ぼくちんも目が眩みそうになるくらいだ~。

ぼくちんは長屋の縁側に出た優しい人についていく…。
盤石の月夜でもう懐中電光の光もいらない!
その闇夜に、なんと~。

大きな、大きな、ものが揺れ動いている!
そのたびごとに、長屋のすぐ横の木が揺れている…。
大きなバリバリ音はその木の葉っぱから聞こえてくるみたい~。

writing : ハンク

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