コンゴの森の冒険者ハンク

シロアリを追え!


ぼくちんは飽きることなく、シロアリの葉切り行動を見ていた。
何匹ものシロアリの共同作業だ!
地面の枯れ葉はみるみる小さくなっていくぜ。

でもこうして枯れ葉はどこかでちゃんと利用されているんだなあ。
葉っぱも生を全うしたあとも決して無駄になっていない!
森って、そうやって循環していくのかしら?

なんか、むずかしいことを考えちゃった。
でもぼくちんは、森の不思議を垣間見た感動に包まれていた!
自然ってなんてすばらしいんだろう…。

グーってお腹が鳴った!
どれくらい時間が立ったかなあ~。
そういえばまだなにも朝から食べてなかった。

ぼくちんは、あたりをジャンプするバッタを捕まえた。
いつもの腹ごしらえさ!
お腹も落ち着いたところで、ぼくちんはシロアリたちを追ってみたー。

 



どのシロアリもみな小さな葉の断片を口に咥えている!
そして懸命に運んでいる。
どうやらみんなの行き先は一つの方向だ。

あれ、ずいぶん近くだ。
シロアリたちはみんな、ある穴に入っていった。
同じに場所に吸い取られるように消えていった~。

writing : ハンク
illustration : ちくわ

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