コンゴの森の冒険者ハンク

柱の中の生き物



早朝のトイレを済ませて、部屋に戻った。
優しい人は、今度はカリカリくんじゃない食べ物を用意してくれていた。
ありがたいなあ。

小さいつぶつぶに、白っぽい液体がかかっている。
いい香りだ。
おそるおそる舐めてみたよ。

それ、なんかお母さんのおっぱいの味!
ミルクに溶け込むつぶつぶの絶妙なコンビ~。
ぼくちんはすっかり大好きになっちゃった。

昨晩の奇妙な音がした柱をもう一回見る。
もう音は聞こえないが…。
あ、でも小さな穴を発見!
 


しかもその穴から何匹もの小さな生き物が出入りしている!
そして柱に沿って道もできている~。
道は土みたいなものに見事に覆われている。

長さ数ミリにも満たないその生き物~。
どっかで見たことがあるなあ。
頭はやや茶色で、お腹の部分は少しぶよぶよしている!

あ、ササとの戦闘でやられていたシロアリみたいだ。
その小型版だ。
きっとシロアリの仲間なんだろうなあ。

writing : ハンク
illustration : ちくわ

コンゴの森の冒険者ハンク back number