虹かかる庭のエッセイたち

ほんこん、ふたりくらし。32

 

帰宅して部屋の扉を開けると、ちくわがエレベーターホールに飛び出していきます。
このエレベーターの扉が、外の世界への扉だと知っているのです。
「私も、外で働きたいわ。」と言っているようにもみえます。
小さなちくわには、危険すぎる香港の街。
外を自由に散歩とはいきません。(涙)

このとびらは、みちへのとびら。
ふくらむちくわのこうきしん。


illustration & writing:ちくわ

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